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タクシーコラム

Taxi Column

売り上げトップクラスのドライバーに必要な2つの「○○力」とは?

2024/12/01

    タクシードライバーとして働くために必要な資格は? 

    といえば「第二種運転免許」が挙げられるでしょう。では必要なスキルは?という質問だとどうでしょう。「地図を読めること!」と答える方もいらっしゃるかもしれません。

    しかし現在は、カーナビやスマートフォンアプリなどテクノロジーの進歩も手伝って、知らない街や道を走るときも、お客様を目的地まで安全にお届けできるようになりました。そのため、「地図が読めるスキル」は昔ほど必要ではないのです。

    現在、若手も含め多くの方がタクシードライバーに参入する時代になりました。そういう意味でもタクシードライバーになるのに「特別な才能はいらない」と言っても良いでしょう。

    しかし、「売り上げトップクラスのタクシードライバーになれるか」というとそれは別の話です。

    では、売り上げトップクラスのタクシードライバーになるにはいったいどんなスキルが必要なのか、お伝えしていきたいと思います。

    人の流れを読むために必要な「仮説・検証力」

    まず、売り上げトップクラスのドライバーになるために欠かせないのが「仮説・検証する力」です。難しく聞こえるかもしれませんが、これは、「目の前の状況を見て、先のことを想像して行動できる力」のことです。

    ではちょっとここでシュミレーションしてみましょう。

    土日の一般道、あなたはタクシードライバーとして街中を走っています。休日は、いわゆるホリデードライバーがたくさん走っています。中には久しぶりの運転という方もいるでしょうから、運転のプロであるタクシードライバーからすれば「いつもより走りづらいな……」ともしかしたらイライラしてしまう状況かもしれません。ですが、この状況からひとつ仮説が立てられます。

    普段運転しない人たちが、わざわざ車を出して外出している。

    このことから、車でしか行けないようなところ、家族で行きそうなところ、たとえば「大きなショッピングモールに行くのではないか」という仮説を立てることができます。すると、施設周辺の道路は混雑していることが想像できるでしょう。

    検証することで、自分の仮設が合っているかどうか判断

    こんな風に仮説を立てることができたら、あとは「実行」です。売り上げトップクラスのドライバーたちは、実際自分の目で周辺道路の混雑状況を確認しに行きます。

    実際行ってみると現場で新たな情報が手に入ります。

    「土日は、●●の駐車場に入るために第一通行帯が行列になるんだな」「●●周辺の道は夕方に混むんだな」など、その場所に行くことで仮説検証に加え、経験値が合わさります。すると仮説の精度がどんどん高くなり、「効率のいいルート」が自分の中で蓄積されていくのです。

    このようなドライバーはまさに鬼に金棒。たとえば土日にご乗車いただいたお客様に、「●●周辺は混雑して通過に時間がかかってしまうので、もう一本先の道で行きますか?」といったご提案ができるようになるのです。

    仮説を立てて想像する癖は、売り上げにも直結!

    「仮説を立てても売り上げにはつながらないのでは……?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。

    仮説検証できるドライバーは、先を見通して運転することができ、自分自身に「余裕」がうまれます。この余裕が、ホスピタリティの高い接客につながるのです。

    さらに、普段から想像力を働かせて仮説を立てるようになると、タクシーを必要としている「お客様の流れ」も理解できるようになります。

    最近当社で、入社したばかりの新卒ドライバーが、2回立て続けに成田空港に向かうお客様をお乗せしたことがありました。成田空港というと、横浜や川崎からの乗車料金は約4万円。ドライバーにとってはぜひ出会いたいお客様ですが、そう簡単には出会えません。

    どうやってお客様を獲得したのか、彼女に話を聞いてみると、「自分なりに仮説を立てていた」と話してくれました。

    「空港まで電車やバスといった交通手段がある中で、タクシーを選ぶのはどんな人だろう?」

    そう考えて立てた仮説はつぎのようなものでした。

    ・飛行機に搭乗予定の人は、普段よりも時間管理を慎重にするはずだから、事前に配車予約をするのではないか。

    ・高層マンションに住んでいる人は、経済状況的にタクシーを選択する人が多いのではないか。

    ・大型連休初日や雨予報の日は、タクシーを選択する人が多いのではないか。

    このような仮説から、彼女は日頃から無線が届くエリアや高層マンションが立ち並ぶエリアを積極的に走行していました。まさに仮説検証を行った結果が、成果につながった好事例と言っていいでしょう。

    では、彼女が特別なスキルを持っていたか、というとそうではありません。自分で仮説検証をする「習慣」が身についていただけです。

    たとえば、

    ・通勤や通学の多い平日の午前中や天気の悪い日、そのような場所の住宅地を流していると無線やアプリの配車が入るかもしれない。

    ・一方で週末の夜は、ネオン街の周辺に、お酒を楽しんで終電を逃した人がいるかもしれない。

    こんな風に日頃の乗務に対して仮説を立てる癖をつけるだけでも、日々の運転に対する意識がぐっと変わります。

    そのため、当社ではあらゆる場所に存在する「仮説の種」に気づけるようなアドバイスも随時行っています。

    「楽しむ力」が売り上げを倍増させる

    売り上げトップクラスになるためにもうひとつ大切なのが、「楽しむ力」です。

    事実、売上トップ3に入るようなドライバーたちに話を聞いてみると、いつも楽しそうに仕事に向かっています。もちろん彼らも仮説検証が習慣付いていますが、それだけではありません。検証することをまるでゲームのようにとらえていて、仮説が当たれば「やった~当たったぞ!」ととらえ、外れても「読みが外れた……次はこうしてみよう」と前向きに業務を進めているのです。

    「仕事をゲームのように考えるなんて……」とまじめな人はそう思うかもしれません。しかし、ちょっと考えてみてください。

    営業所に出勤した後、出庫して一般道に出たら、そこはまさにゲームでいうところのオープンワールド(プレーヤーが広大な仮想世界を自由に探索してゴールを目指すもの)です。

    右に行くのか、左に行くのか、誰に指示されるわけでもありません。ハンドルだけでなくすべての決定権を握っているのは自分です。自分で立てた仮説をもとに、「今日はこの時間にここら辺に行こう」「今日はこのあたりに行こう」と考えながら進んでいくことができます。

    さらに言えば、無線やアプリからの配車依頼はいわば「クエスト」です。コツコツこなしていくのが好きな人もいれば、大物に挑戦して効率よく経験値を上げるのが好きな人もいるでしょう。お客様を降ろした瞬間に「さあ、次に行くべき場所はどこだ~!」「●●駅の終電には間に合うかもしれない!」と、自らにクエストを課して、その場に出向くこともできるでしょう。

    そうやって考えていくと、もはや仕事はゲームといっても過言ではありません。

    ゲームを楽しむように、働くことを楽しくポジティブにとらえることができると、不思議なもので、そうした楽しい雰囲気はお客様にも伝わるもの。「またお願いするわ」なんてドライバーの指名にもつながるのです。 本記事では売り上げトップクラスのドライバーに必要な2つのポイントについてお伝えしました。平和交通では、さまざまなドライバーが活躍しています。ぜひあなたも当社で働いてみませんか?

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    まとめ

    ・売れるタクシードライバーに必要なのは「仮説・検証する力」と「楽しむ力」

    ・楽しくポジティブな気持ちで働くことで、売り上げややりがいもアップ!

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