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タクシーコラム

Taxi Column

タクシードライバーは危険な職業? タクシー会社が行っている安全対策とは?

2024/11/30

    日夜たくさんのお客様を乗せ、さまざまな場所を走行するタクシードライバー。

    「自動車や物とタクシーが衝突した」「深夜のタクシーで乗客に暴行された」といったニュースがメディアで報じられることもあり、「事故や事件など危険なことに遭遇しやすいのではないか?」といったイメージをお持ちの方もいらっしゃると思います。心配や不安を抱いてしまうこともあるでしょう。

    しかし、結論から言うとタクシードライバーは決して危険な仕事ではありません。なぜなら、タクシー会社ではお客様やドライバーの安全を守るための対策がしっかりと取られているからです。

    では実際、どのような対策がされているのか。平和交通の取り組みをご紹介します。

    安全運転のための知識や技術の習得。最新技術も活用し、日々の運転を分析!

    タクシードライバーは危険な仕事ではないとお伝えしたばかりですが、一般ドライバーと比べると何倍もの距離や回数の運転をするため、確率的に言えば一般車両よりも事故に遭遇しやすいと言えます。

    しかしながら、日本のタクシー業界は110年以上の歴史があり、その長きに渡る歴史の中で、各社さまざまな対策を行ってきました。

    もちろんそれは、平和交通も同じです。例えば未経験で入社された方であっても、プロドライバーとして勤務ができるよう、二種免許取得から各種研修修了まで約1カ月をかけて、知識と技術をしっかり身に付けられる期間を設けています(研修期間は日給を支給)。

    さらに、本格的に業務を始める前には「初任診断」と呼ばれる運転者の適性診断を必ず受けていただきます。これは動作の正確性や判断のタイミング、視覚機能などの検査から一人ひとりの運転や性格の傾向を示すもので、客観的に自分の運転を自覚、意識し、より安全運転を行う意識を持ってもらうためのものです。

    また車両には、最新のAIドライブレコーダーを搭載し(全営業所に順次設置中)、すべてのドライバーの走行ルートや走行データを記録しています。このドライブレコーダーでは、例えば一時停止不履行やスピード違反、急加速、急ハンドルといった事故につながるような危険と思われる走行が見られた場合は、すべて検知、抽出されます。つまり、ドライバーの運転状況はつねに客観的なデータで評価されているのです。

    この結果をもとに、運行管理者が運転のアドバイスや指導を行ったり、ドライバー自身が自分の運転を振り返って分析をしたりと、安全な運行のために最新技術も活用されています。

    アフターフォローで運転技術と安全意識を高める

    安全に対する意識がいかに高いか、お分かりいただけたかと思いますが、そうは言ってもドライバーも人間。細かなミスをしたり、慣れない道を通ったりして、自分の運転技術に不安を覚える場合もあります。

    そのような方のために、平和交通では運転講座や安全のための研修を定期的に行ったり、気を付けるべき狭い道の共有など、細やかなアフターフォローを行っています。

    ただ、運転に不安や緊張感を抱くことは必ずしも悪いことではありません。むしろ、慣れや慢心が出てきたときほど、要注意。事故や運転時の不慮のトラブルの多くはこのような「気のゆるみ」から起こることが多いからです。このような「気のゆるみ」を防止するためにも、平和交通では、誰でも何でも聞けるリーダー制度を導入しており、ドライバーが抱えがちな疑問や悩みを相談できるような体制も整えています。新卒や若手社員は普段からリーダーとコミュニケーションを取り、積極的に運転の振り返りや学び直しを行っているようです。

    安全な運転は、1日1日積み上げていくもの。ドライバーみんなで励まし合いながら、運転技術と安全意識の向上に努めています。


    車内、社内にも安全のための工夫が満載!

    ドライバーの運転技術におけるお話をしてきましたが、「安全性」でもうひとつ気になるのが、予期せぬして起こる事故や事件、さらには同乗して来られるお客様とのトラブルではないでしょうか。

    これらに対応するため、平和交通では24時間365日、車内にドライバーを守るための工夫がいろいろ施されています。

    例えば、平和交通の車両には運転手とお客様の間に防犯板があります。これは乗車される方が運転中のドライバーに触れたり、危害を加えたりするのを物理的に遮る役目を担っています。大切なお客様の命を預かりハンドルを握っているタクシードライバーが、安全な走行に集中できるよう全車両に設置されています。

    また、お客様とのトラブルなど万一のことが起こった際、車外にSOS信号を発信できる機能もついています。機能の詳細はタクシー会社によって異なりますが、平和交通の場合、もしお客様とのトラブルで対処しきれないときなどにその機能を使うと、職員が駐在する営業所のオペレーター室につながり、車内の音声が届けられるようになっています。

    営業所の職員はその音声を確認し、第三者の介入が必要だと判断すれば警察に連絡、事態に応じて職員を現場に向かわせるなど、即座に対応することが可能です。

    ちなみに、トラブルだけではなく事故の場合も同様で、平和交通では、夜間も含めた24時間365日、トラブルや事故対応を担当する職員を配置しています。常に3名の職員をエリアごとに配置し、ドライバーの判断および裁量を超える有事があれば現場に急行します。

    こうした環境を備えている大きなメリットは、2つあります。

    1つは、ドライバーやお客様、事故の相手などの当事者が冷静になれるという点です。どうしても事故などの直後はパニックになったり、混乱したりして正しい判断ができません。その点、第三者が駆けつけることで、現場の状況を客観的に把握でき、正しい判断ができるようになるのです。

    そしてもう1つは、ドライバーの心理的安定性の担保です。「何かあったらいつでも駆けつけてくれる」そうした環境は、ドライバーにとって大きな安心材料となっています。たとえ事故がなくとも、こうした安心感が安全運転の意識へとつながっていくのです。

    今回はタクシードライバーを取り巻く環境について、さまざまな観点からお伝えしました。

    もちろん、ドライバーが安全走行への意識を持ち続けていくことはマストですが、タクシー会社もまた、安全走行の取り組みに注力し、さまざまな工夫をしていることがお分かりいただけたのではないかと思います。

    これからタクシードライバーの職に就きたいと考えているみなさん。どうか安心して応募していただければと思います。みなさんと働くときをスタッフ一同楽しみにお待ちしております。

    平和交通の会社説明会は随時実施中です!

    https://www.heiwa-koutsu.co.jp/recruit/company_briefing.php

    まとめ

    ・安全に働ける環境が整っているタクシードライバーは、危険な仕事ではない!

    ・慣れてきたときこそ要注意!危険を避けるには、日々の運転の振り返りが大切

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