採用情報
タクシーコラム

Taxi Column

ドライバー(運転手)職別年収比較 あなたに合うのはどれ?

2025/02/05

    車の運転を生業にする職業がドライバー(運転手)です。しかし、一口にドライバーと言っても多種多様で、それぞれ仕事内容や年収相場が異なります。そのため、ドライバーを目指す方は、事前に主なドライバーの種類や仕事内容、年収相場を把握しておくべきでしょう。

    ここでは、主なドライバー(運転手)の種類ごとに、仕事内容や年収を比較します。あなたに合うドライバーがどれなのかをご確認ください。

    タクシードライバー(運転手)の仕事内容と年収相場

    我々にとって欠かせないインフラであることはもちろん、近年はインバウンド需要も高まっているのがタクシードライバーです。ここでは、タクシードライバーの仕事内容と年収相場をご紹介します。

    タクシードライバーの仕事内容

    タクシードライバーは、お客様を安全、かつ迅速に目的地まで送り届けることが主な仕事です。仕事内容は運転だけでなく、車両の点検や清掃、燃料補給、売上の精算なども含まれます。

    勤務形態は主に隔日勤務と日勤・夜勤があり、隔日勤務では1回の勤務時間が長い分、まとまった休みを確保できるため、仕事とプライベートのバランスを取りやすい働き方として人気があります。

    タクシードライバーには、安全運転はもちろん、接客スキルや地理感覚、自己管理能力も求められます。また、努力次第で収入を増やせる歩合制を採用している会社も多く、やりがいのある職業の1つです。

    タクシードライバーの働き方や向いている人の特徴は、以下の記事をご参照ください。

    ▶関連記事:『気になるタクシードライバーの働き方(隔日勤務編)』

    ▶関連記事:『タクシー運転手(ドライバー)に向いている人の特徴とは?現役ドライバーにリアルな仕事話も聞いてみた

    タクシードライバーの年収相場

    タクシードライバーの平均年収は約481万円で、月収にすると33万円程度です。正社員の給与分布を確認すると、最も多い層は400~450万円であり、平均年収の418万円もこの範囲に該当します。

    全体の年収幅は約300万~1,000万円と広く、勤務先、経験、求められるスキルなどによって大きく異なる傾向です。未経験者が安心して働き始められるように給与保証制度を導入しているタクシー会社が多く、平和交通では6か月間最大36万円(経験者は30万円)の給与保証があります。

    タクシードライバーの年収に関する詳細は、以下の記事をご参照ください。

    ▶関連記事:『タクシードライバーの平均年収は?給与の仕組みや地域別事情など現役社員が徹底解説!

    トラックドライバー(運転手)の仕事内容と年収相場

    トラックドライバーは大型・中型、また小型トラックを運転する職業で、取得している免許によって、運転できる車種が異なる点が特徴です。ここでは、トラックドライバーの仕事内容と年収相場をご紹介します。

    トラックドライバーの仕事内容

    トラックドライバーの主な仕事内容は、荷物の積み込みや運転、荷降ろしで、安全運転や時間厳守、荷物の安全確保が求められます。また、事前のルート確認や丁寧な荷物の取り扱い、周囲への注意も重要です。長時間運転や肉体的負担が大変な反面、運転技術の向上や風景を楽しめるなどの魅力もあります。

    ただし、トラックドライバーの仕事内容は、乗るトラックや運ぶ荷物によって多種多様です。例えば、ルート配送や近距離運転では規則的な生活が可能ですが、長距離運転では深夜運行や待機時間中の仮眠が求められることが多くなります。

    トラックドライバーの年収相場

    トラック運転手の平均年収は、性別や年齢、トラックの種類によって異なりますが、男性は約400万円、女性は約300万円が目安で、20代で約400万円、30代後半から50代後半では450万~500万円、60歳以上は350万~400万円程度です。

    大型・長距離トラック運転手の平均年収は約482万円(月収約40万円)で、中小型・普通トラック運転手は420万~450万円程度です。勤務先や運ぶ荷物、走行距離なども収入に影響するため、詳細は事前に確認しましょう。

    なお、トラックドライバーの詳細は、以下の記事でご確認ください。

    ▶関連記事:『トラック運転手(ドライバー)の平均年収は?仕事の実態や他ドライバー職との違いを体験談まじえて解説!

    バスドライバー(運転手)の仕事内容と年収相場

    バスドライバーは日々の交通インフラとしてはもちろん、観光においても広く活躍する職業です。ここでは、バスドライバーの仕事内容と年収相場をご紹介します。

    バスドライバーの仕事内容

    バス運転手の主な仕事は、乗客を安全に目的地へ送迎することで、路線バスや高速バスなど運行するバスの種類によって具体的な業務が異なります。一般的な業務は、出勤時のアルコールチェックや車両点検、運行管理者との点呼、運転、乗客の対応、休憩、運行後の車両点検や忘れ物チェック、運転日誌の記入などです。

    バス運転手には、安全運転や時間管理の能力、接客スキルが求められるほか、長時間運転や不規則な勤務に耐えられる体力も欠かせません。

    バスドライバーの年収相場

    令和4年(2023年)の賃金構造基本統計調査によると、バス運転手の全国平均年収は約399万円で、月収は平均29万3,300円、手取りは22万5,000円〜25万5,000円程度です。

    バス運転手は安定した収入が期待できる職業ですが、勤務地や勤務形態、個人のスキルなどによって年収に差が生じるため、自身の状況に合った職場選びが重要だといえます。

    参考:e-Stat/賃金構造基本統計調査 / 令和4年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種

    軽貨物ドライバー(運転手)の仕事内容と年収相場

    軽貨物ドライバーは、近年の通販ニーズが増加した影響で、需要が高くなっています。ここでは、軽貨物ドライバーの仕事内容と年収相場をご紹介します。

    軽貨物ドライバーの仕事内容

    軽貨物ドライバーは、軽自動車を使って小型荷物を個人宅や企業へ運搬する職業で、迅速かつ効率的な配送を行います。主な業務は荷物の受け取り、積み込み、配送、引き渡しで、ルート計画や顧客対応も重要ECの普及や非接触型配送の需要増加にともない、その役割は近年さらに注目されています。

    都市部や郊外での短距離配送が中心で、フリーランスとしての柔軟な働き方が可能な点も特徴だといえます。

    軽貨物ドライバーの年収相場

    軽貨物ドライバーの手取りは月収約20万~50万円が相場で、働き方によって経費や税金、保険料の負担が異なります。社員として働く場合、ガソリン代や車両維持費など多くの経費を企業が負担し、給与から税金や社会保険料が控除されるため、手取りは額面の60~70%程度です。

    一方、業務委託やフリーランスでは経費を自己負担し、確定申告で税金を納める必要があります。働き方による手取りの違いを把握することが重要です。

    軽貨物ドライバーの仕事内容や年収の詳細は、以下の記事をご参照ください。

    ▶関連記事:『軽貨物ドライバーの手取りはどのくらい?働き方や働くための要件、転職体験者に聞いた他ドライバー職との違いなど

    ハイヤードライバー(運転手)の仕事内容と年収相場

    高級車を運転しVIPなどを乗せるハイヤードライバーは、ドライバーの中でも異色の職業といえます。ここでは、ハイヤードライバーの仕事内容と年収相場を確認しておきましょう。

    ハイヤードライバーの仕事内容

    ハイヤー運転手は、企業役員やVIP、政治家など社会的地位の高い顧客を希望の場所まで安全に送迎する職業です。完全予約制で、街中での流し営業は行いません。主な業務は安全な送迎で、地理的知識を活かし最短ルートを選ぶほか、高い接客能力やおもてなしの心も求められます。

    予約がない場合は営業所で待機し、これも業務時間に含まれる点が特徴です。また失敗が許されないため、運転技術だけでなくビジネスマナーや礼儀が厳しく求められるのも、ハイヤードライバーの大きな特徴といえるでしょう。

    なお、ハイヤードライバーとタクシードライバーの違いは、以下の記事でご確認ください。

    ▶関連記事:『ハイヤー運転手とは?主な仕事内容やなり方、タクシー運転手との違いを解説

    ハイヤードライバーの年収相場

    ハイヤードライバーの年収相場は、平均で約500万円程度です。経験や勤務地、会社規模によって350万円から600万円の範囲で変動し、都心部では700万円を超えることもあります。

    高収入を得るためには、安全運転技術やビジネスマナーの向上、経験を積むこと、都市部での勤務、大手企業への就職などが重要です。スキルアップや経験を積むことで、さらなる収入増加が期待できる職業といえるでしょう。

    現役タクシードライバーのインタビュー

    ここからはバスドライバーや軽貨物ドライバーなどから、平和交通のタクシードライバーに転職された方のインタビューをご紹介します。

    元バスドライバー  K.Hさん(60歳/男性)

    Q:バス運転手を辞めて平和交通のタクシードライバーに転職した理由や決め手を教えてください。

    A:送迎バス(ロケバス)の業務上、業務時間が不規則であり体力的に厳しかったことが転職の決め手でした。タクシードライバーは勤務時間が比較的長く深夜に及ぶ業務でもありますが、規則的であり自分に合っていました。

    ——————-

    Q:実際に転職してみて良かった点を教えてください。

    A:日や月によって多少変動はあるが、収入はロケバスより安定していることです。また休みもしっかり取れていて、勤務と休日のメリハリがあって生活も安定しました。

    ——————-

    Q:バス運転手の良い点・悪い点をそれぞれ教えてください。

    A:ロケバスは、業務の担当によって高収入も見込めることがあったのが良い点でした。一方、原則時給制のため収入に限界があるのは悪い点だったといえるでしょう。

    ——————-

    Q:平和交通の魅力を教えてください。

    A:勤めている人の人間性が良く、気持ちよく勤務ができることです。転職エージェントを利用した際、真っ先に推薦してくれた理由がよく分かりました。

    元バスドライバー  Hさん(54歳/男性)

    Q:バス運転手を辞めて平和交通のタクシードライバーに転職した理由や決め手を教えてください

    A:バス運転手(路線バス)を退職した理由は、低賃金だったことと「中間解放※」という制度が自分に合わないと感じたからです。また、不定休であることやカスタマーハラスメントに悩んでいたことも理由です。

    ※中間解放とは、バス業界を中心に実施されているもので、朝夕の需要に合わせて運転業務 を行い、昼間時間帯は休むという業務方法。

    ——————-

    Q:実際に転職してみて良かった点を教えてください。

    A:自分次第で頑張ったなりの収入が得られる点です。

    ——————-

    Q:バス運転手の良い点・悪い点をそれぞれ教えてください。

    A:良い点は大型バスを運転できることで、悪い点は先ほどお答えした退職理由が存在することです。

    元軽貨物ドライバー S.Gさん(30歳/男性)

    Q:軽貨物ドライバーを辞めて平和交通のタクシードライバーに転職した理由や決め手を教えてください。

    A:病気(うつ病)になったとき、平和交通のドライバーさんが自身の仕事時間を削ってまで話を聞いてくれたことに感動し、平和交通に入社したいと思いました。また、元々ドライバー職が好きなことも理由です。

    ——————-

    Q:実際に転職してみて良かった点を教えてください。

    A:前職よりも10万円程収入がアップしたことです。また、自分のペースで仕事ができることや、体調面、精神面、家庭の状況など、ドライバーのことを会社全体が大事にしてくれていることも大きいです。

    ——————-

    Q:軽貨物ドライバーの良い点・悪い点をそれぞれ教えてください。

    A:良い点は収入が安定することです。

    ——————-

    Q:平和交通の魅力を教えてください。

    A:社員同士の仲の良さと研修が充実していることです。また、所長や職員の方々に相談しやすい点や、社員へのサポートが充実している点も魅力です。

     元軽貨物ドライバー Y.Oさん(41歳/男性)

    Q:軽貨物ドライバーを辞めて平和交通のタクシードライバーに転職した理由や決め手を教えてください。

    A:肉体労働ではなく、長く働けるお仕事をしたかったことが転職した理由です。また、小さい子どもがいるため、隔日勤務の働き方が合っているとも思いました。

    ——————-

    Q:実際に転職してみて良かった点を教えてください。

    A:自分のペースで働け、満足のいく給与を受け取っているのでよかったです。また、家庭との両立がしやすく、子どもと過ごす時間も増えました。

    ——————-

    Q:軽貨物ドライバーの良い点・悪い点をそれぞれ教えてください。

    A:良い点は、日々決められたルートや地域を周り、慣れれば働きやすいと感じることです。悪い点は、逆に仕事自体がマンネリしてきてしまい、精神的に疲れてしまうことがあることです。

    ——————-

    Q:平和交通の魅力を教えてください。

    A:大手ということもあり、ブランドとして選ばれている会社だと思います。

    まとめ

    ドライバー職にはタクシー、トラック、バス、軽貨物、ハイヤーなど多様な種類があり、それぞれ仕事内容や年収相場が異なります。タクシードライバーは歩合制で年収の幅が広く約300万~1,000万円、トラック運転手は車種や距離で変動し約400万~500万円。バス運転手は安定性が特徴で約399万円、軽貨物は柔軟な働き方が可能で月収20万~50万円。ハイヤードライバーはVIP送迎が主で平均年収約500万円。働き方やスキルに応じた職業選びが重要です。

    本記事の内容を参考に、ご自身に合ったドライバーを目指してみてはいかがでしょうか。

    なお、タクシードライバーを目指す方には、平和交通がおすすめです。

    平和交通は、神奈川県最大手の70年以上の歴史を誇るタクシー会社です。1日あたり約5,000件の無線配車により安定した収入が見込め、未経験者でも6か月間の給与保障制度があるため安心してスタートできます。

    充実した研修制度や二種免許取得支援もあり、キャリアアップをサポート。さらに、個室社員寮の1年間無料提供や借上げ社宅制度など、福利厚生も充実。自分のペースで働ける柔軟なシフトと、やりがいのある仕事環境で、あなたの新しいキャリアを築きませんか。

    採用エントリーは
    こちらから

    SNS
    採用
    SNS