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Taxi Column

観光タクシーで巡る「横浜・川崎エリアの御朱印巡り」5選

2024/12/25

    横浜から川崎にかけてのエリアは歴史深い神社や寺院が点在しており、気軽に御朱印巡りを楽しむことができる寺社が数多くあります。

    今回は、横浜・神奈川エリアでアクセスが良く、心を打つ歴史と神秘に包まれた神社やパワースポットから、特に人気の場所を厳選してご紹介します。

    1日で数多く回りたいなど希望があれば、時間内で最適な御朱印巡りコースを組んでくれる、観光タクシーが便利です。時間制になっているので、距離が長くなっても時間内で回れば、予算も決まっているので、追加で料金がかかる心配もありません。

    伊勢山皇大神宮(いせやまこうたいじんぐう)

    所在地: 神奈川県横浜市西区宮崎町64

    アクセス: 桜木町駅から徒歩約10分

    伊勢山皇大神宮は天照大御神を御祭神とし、「関東のお伊勢さま」として親しまれている神社です。日本一の貿易港として、また文明開化の先駆けの地として急速に発展を遂げる横浜に明治3年(1870年)に創建。御祭神は三重県伊勢市の伊勢神宮の内宮と同じ天照大御神を祀り、2020年には鎮座150周年を迎えています。

    「横濱総鎮守」、つまり国際港都・横浜の守り神として広く崇敬を集めているのが特徴です。横浜・みなとみらいのビル群が見える丘の上に鎮座し、都会の中心にありながら、境内は静かで神聖な雰囲気が漂っています。

    伊勢山皇大神宮では、多種多様の御朱印を頂くことができます。各々の絵柄は工夫が凝らされ変化に富むばかりでなく、カラフルで絵画のようです。オリジナルのご朱印帳のデザインは、伊勢山皇大神宮の様子が描かれた明治期の錦絵を元にしています。

    そして、境内にはキッコーマンの商品が並んだ場所があります。神社ではあまり見かけない光景ですが、これは関東大震災で損傷した箇所を、当時横浜を拠点としていた野田醤油株式会社(現キッコーマン株式会社)が中心となって修繕が行われた経緯があるからだそうです。

    大綱金比羅神社(おおつなことひらじんじゃ)

    所在地: 神奈川県横浜市神奈川区台町7-34

    アクセス: 横浜駅から徒歩約5分

    社伝によると平安末期の創立で、当時は今の境内後方の山上にあったそうです。古来、飯綱大権現、金刀比羅大権現と称してきましたが、明治44年に両神社が合祀し大綱金刀比羅神社となりました。

    かつて眼下に広がっていた神奈川湊には菱垣廻船、樽廻船、尾州廻船、北前廻船など多くの船が出入りし、江戸と上方の物流拠点として栄えました。現在の横浜港の発展基盤にもなったといわれ、今でも「横浜の金刀比羅(こんぴら)さんの御神徳」を知る多くの船舶関係者などから深く崇められています。

    境内には山岳信仰のシンボルである「天狗像」が今も建ち、天狗の伝説でも知られています。なお、社務所は不定休なので、事前に電話で確認してから伺うのがよいでしょう。

    戸部杉山神社(とべすぎやまじんじゃ)

    所在地: 神奈川県横浜市西区中央1丁目13-1

    アクセス: 京浜急行「戸部駅」より徒歩7分

    創建は西暦652年となり、1300年以上という長い歴史を持つ由緒ある神社です。西区役所の裏手にあるので、初めて訪れる際は、西区役所を目印に向かうと迷わずに行けそうですね。

    一対の狛ネズミが鎮座していることでも有名で、台座部分が回転して願掛けができるようになっています。女性はメスの狛ネズミ、男性の場合はオスの狛ネズミを「内側に回転させながらお願い事をする」とよいそうですよ。

    狛ネズミがいる理由は、「戸部杉山神社」に祀られているのが、出雲大社の御祭神である大国主命(おおくにぬしのかみ)だからです。古事記に記されたところでは、大国主命は須佐之男尊(すさのおのみこと)の娘と恋に落ちますが、結婚を反対され3つの試練を与えられることに。この時、大国主命を助けたのがネズミだったのです。その後ネズミは、大国主の使い神となります。

    試練を無事に乗り越え、須佐之男尊の娘と結婚した大国主命は、縁結びの神様としても親しまれることに。このため「戸部杉山神社」は縁結びのご利益があるともいわれています。

    狛ネズミの横には「大国主命と鼠」の立札があり、詳しく説明されているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

    真言宗智山派大本山金剛山金乗院平間寺※通称川崎大師平間寺(かわさきだいしへいけんじ)

    所在地: 神奈川県川崎市川崎区大師町4-48

    アクセス: 川崎大師駅から徒歩約5分

    京都東山七条の智積院を総本山とする「大本山川崎大師平間寺」のご本尊は厄除弘法大師尊像。千葉県成田市の「成田山新勝寺」、東京都八王子市の「髙尾山薬王院」とともに、真言宗智山派の関東三大本山の寺院の一つとして、「もろもろの災厄をことごとく消除する」厄除大師として、霊験あらたかであると知られています。

    1813年、徳川幕府の第11代将軍である徳川家斉が41才の前厄にあたり厄除を祈願に公式参拝したことで、厄除のご利益があるとして、庶民から武士階級にまで信仰が広まり、「日帰りのできる関東の代表的な霊場」として多くの人々が訪れるようになり今日に至っているのです。

    開創850年の記念事業として昭和52年に建立された大山門(だいさんもん)をくぐると、広大な境内にお堂や建物が並びます。祈りの中心となる大本堂には、御本尊の厄除弘法大師をはじめ、不動明王、愛染明王(あいぜんみょうおう)などの諸仏が祀られています。

    また、第二次世界大戦における戦禍で、ほぼすべてのお堂を焼失した川崎大師の中で、唯一難を逃れた五穀豊穣、商売繁昌を司る「福徳稲荷堂(ふくとくいなりどう)」、空襲で幹の大半を焼失するも、奇跡的に復活を遂げた霊木「奇跡のイチョウ」、関東三十六不動霊場の第7番札所となる不動堂、健康、健脚を祈念して、多くの人が献水する「遍路大師尊像」、災難を除き、幸福を招くと言われる朱色に塗られた「やすらぎ橋」など数多くの見どころがあるのも特徴です。

    さらに参拝後の仲見世も楽しみの一つで、くず餅・蕎麦など地元グルメを堪能することもできるのです。

    なお川崎大師では、大本堂、不動堂、薬師殿、自動車交通安全祈祷殿の各お堂において、それぞれのお堂のご朱印があります。お参りの折に各お堂の受付へお申し出くださいね。

     鶴見神社(つるみじんじゃ)

    所在地: 神奈川県横浜市鶴見区佃野町1-14

    アクセス: JR鶴見駅より徒歩3分・京急鶴見駅より徒歩4分

    その創建は推古天皇の御代(約1400年前)と伝えられ、大正9年に鶴見神社と改称。さらに昭和37年、境内より弥生式後期から古墳時代の土師器を中心として鎌倉期に及ぶ多数の祭祀遺物(祭りに使用された道具)が発見され、推古朝以前より神聖な場所として、すでに祭祀が行われていたことともに、横浜・川崎間最古の社であることが立証されています。

    また、境内には横浜市指定史跡となる、弥生時代末期~古墳時代前期の「鶴見神社境内貝塚」があり、周辺からは竪穴住居後も発見されていて、歴史の古さを感じるスポットといえます。

    鶴見神社は、境内末社があることでも知られていて、稲荷社・大鳥神社・秋葉神社・関神社・祖霊社・清明宮などの神社があります。ちなみに、清明宮は小説家・三島由紀夫が祀られていて、若かりし頃の三島が、鶴見区内のバーの常連客でその経営者と親交があり、そんなゆかりから平成22年に建立されたそうです。

    まとめ

    横浜・川崎エリアには、歴史と自然が調和する素晴らしい神社や寺院が多く存在します。今回紹介した5つのスポットは、最寄駅から歩いたり、自転車を使ったりしても巡ることができるため、休日のちょっとした冒険にもぴったりです。

    御朱印は一つひとつが手書きなのでとても味わい深く、一度いただいた社寺の御朱印でも、次にいただくときにはまた違った雰囲気や印象を受けるでしょう。御朱印を集めることで、神社ごとの特色や歴史に触れる機会も得られますよ。

    移動が楽!身体に負担をかけずに観光できる「観光タクシー」

    気軽に足を運べる場所ばかりなので、横浜・川崎エリアを訪れた際にはぜひ御朱印巡りをしてみてはいかがでしょうか。また、神奈川県全体には「八方除の守護神」として古くから信仰されてきた寒川神社、あじさいで有名な長谷寺など数多くの歴史ある寺社があります。

    どこを巡ればよいのか迷ってしまう。そんな時は、神奈川県でハイヤー・タクシー事業を展開する平和交通の、横浜観光コンシェルジュが同行して観光スポットを巡る「横浜観光タクシー(完全同行型)」という個人向けサービスを利用するのも一案です。電車やバスなどの公共交通機関と異なり、待ち時間も発生しません。

    さらに公共交通機関では、体の不自由な方やご年配の方は移動が大変なこともあります。観光タクシーでは行きたい場所に、体に負担をかけずストレスなく行けるというのも便利な点です。

    こうしたサービスを利用して、あなただけのオリジナルの御朱印巡りを満喫してみてください。

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